痰が出る原因

痰とは、喉などの粘膜から出される粘り気のある物質で、透明なものや黄色いもの、血が混ざったものなどさまざまであり、通常は、咳と一緒に出されるものです。鼻水や唾液とは違い、呼吸器から出された粘液のことをさしています。呼吸器は、普段から、外から異物が体内に入ってこないように粘液を分泌しています。しかし、風邪などをひいた時には、必要以上に分泌され、排出がうまくいかず、喉に塊りの状態で出てきます。痰が出ると、喉がイガイガするため、咳をすることで外に出そうとします。痰の原因は、いろいろありますが、風邪や気管支炎、喘息、タバコ、ハウスダストなどが考えられます。痰が出るときは、無理にとめようとしないで、なるべく外に出してあげるとよいでしょう。行き場を失った痰が、気道をふさぐ場合もあり、大変危険です。特に赤ちゃんやお年寄りは、自分で痰が出せない場合も多いので、注意が必要です。痰の原因を取り除いてあげることが大切です。

痰に血が混じる原因

痰は、通常は、透明か黄色っぽいものですが、稀に血が混じっていることがあります。原因はいろいろ考えられますが、まず、1番多いのは、鼻血です。鼻腔内から出血すると痰に血が混じり、非常に鮮やかな色をしているのが特徴です。また、口腔内を切ったり、炎症を起こしたりして出血した血を飲んだ場合も考えられます。他にも、食道が傷ついて出血している場合や、気管支炎によって、気管支内からの出血がおこり、痰に血が混じることもあります。肺が炎症を起こして、出血していることもあり、気管支に近いところからの出血の場合には、鮮血色であり、遠いところでの出血の場合には、黒褐色の痰になります。鼻血や口腔内の出血などが原因の時は、すぐに治まりますが、自覚症状もなく、何日も続くようであれば、迷わず病院を受診することをおすすめします。原因がわかれば、安心できますし、何か重要な病気がひそんでいることも考えられますので、違和感があるときは、必ず医療機関に相談しましょう。

痰と健康について

痰は、健康な状態では、無色透明なものです。しかし、何らかの原因で、気道からの粘液の分泌量が増えたときは、白っぽくなります。風邪の時は、黄色っぽくなったりしますよね。また、痰に細菌やウイルス、血液などが混じると、黒褐色、茶褐色、黒、ピンクなどさまざまな色になります。この痰の色は、健康をはかるためのバロメーターになるといわれており、無色透明であるはずの痰に色がついていたら、要注意です。痰は、無理に飲み込んだりせずに、なるべく外に出してあげましょう。咳をすると比較的出しやすくなりますので、私たちは、無意識に痰を出す時、咳をして、それと一緒に出していることが多いですね。あまりに痰がひどいときには、去痰薬を使うこともありますが、原因をしっかり突き止めることが必要なので、そんなときは、医療機関を受診することをおすすめします。生活環境が関わっていることも多いので、室内の換気を心がけたり、加湿をするなどの改善も必要かもしれません。

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