積載車は営業所がレンタカーの配送引取りにも使っていますのであまり貸し出したくないようです。積載車のレンタカーは、駐車場や返却時間を含め、きちんと計画的に行うべきでしょう。
「車体の形状」を車載専用車とするものについて、構造要件が次のように定められています。積載車とは車両運搬のために専ら使用する事を目的とした自動車であって、車両以外の物品が容易に積載できない構造であり、積載車両が積載専用車両の後方に突出しない構造であること。以上の構造上の要件を満たしているものをいいます。留意事項としては、車載専用車の構造要件を満たしていればリアオーバーハングがホイールベースの3分の2まで認められます。その他の物品を積載可能とした一般仕様車の場合、リアオーバーハングがホイールベースの2分の1が限度とされています。一般的に積載車は車両の運搬に使われますが、積載車の種類により、積載可能な車両が異なるので注意が必要です。最近の積載車はハイテク化が進み、レンタルの積載車でもリモコンによる操作が可能です。一人で作業を行うことが困難な事故車などの場合には、リモコンの存在が大いに役立ちます。
乗用車のほとんどの場合、前後各1ヶ所に積載時固定用の金具があり、通常タイダウンフックなどと呼ばれています。積載車には、前後移動式の車輪止め(ワッパ止め)があり、それで前後の動きを止めます。次に前後1ヶ所のタイダウンフックにワイヤーロープを引っ掛けて、ラチェット式または、ネジ式の「緊縛」装置で積載する車のサスが沈むまで引っ張ります。ここまですれば、通常は問題ないのですが、一見きちんと固定できたと思いこみ、と「ワッパ止め」+1ヶ所ワイヤー固定など、要領よく済ませようとすると、事故の元になります。また貨物車など、このタイダウンフックが無い場合は、リーフスプリング取付部など、適当な場所にワイヤーを掛けます。タイダウンフックは、牽引フックほど頑丈に出来ていませんので、間違ってここを牽引に使用すると、重さに耐えきれずに切れることがあり大変危険です。例え規定どおり前後固定していても、ワイヤーが外れるという事故が後を絶ちません。作業には細心の注意を払いましょう。
積載車は事故車の運搬、中古車、新車の運搬に役立つことはもちろん、アマチュアレーサーが愛車をコースまで運ぶ場合にも重宝されます。巨大な積載車を自分で所有している人はあまり見かけません。自宅や近所の駐車場に、そんな大きな車両を常にとめておけるスペースはまず無いでしょう。やはり、レンタカーに頼るのが一般的な様です。それ程使用頻度が高くなければ、その都度レンタルをすれば十分事足りるのですが、問題はレンタルができる取引時間や、一時的に積載車を駐車しておくスペースです。レースの当日に積載車を借りていたのでは、取引の時間や車両を積む手間暇で、とても間に合うことができません。かといって、前もって前日等に借りたりすると、その間にとめておく駐車スペースの確保が必要不可欠になります。また通常レンタカー屋の営業は20時までです。レース後も余韻に浸る間もなく、車両を返す準備に取りかからなくてはなりません。積載車のレンタルには、駐車場や返却時間を含め、きちんと計画的に行うべきでしょう。